大網白里市の方からのご質問です。巻き爪で痛みが出る原因とは?

木原院長の写真

著者:巻き爪じゃん千葉駅前店 伊東 正之

巻き爪の施術でご来店された大網白里市の方から巻き爪になる原因や痛みが出るのはなぜ?とご質問がありました。【巻き爪じゅん土気あすみが丘店】より巻き爪の原因や痛みについて大網白里市以外の方にも共有していただけるようご説明させていただきます。

巻き爪は、足の爪の端が内側に巻き込むように変形し、皮膚に食い込んでしまう状態を指します。特に親指に起こりやすく、ひどくなると歩くのも困難になるほどの痛みを引き起こします。では、なぜ巻き爪になると痛みが出るのでしょうか?その原因は、物理的刺激、炎症、神経の過敏化など、複数の要素が関係しています。

巻き爪の主な痛みの原因は、爪が皮膚に食い込むことで生じる物理的な圧迫です。正常な爪は平らに伸びていきますが、巻き爪になると爪の端が内側に丸まり、皮膚に食い込む形になります。この状態で歩いたり、靴を履いたりすると、爪がさらに皮膚を押しつけ、傷つけてしまいます。皮膚が圧迫され続けると、神経が刺激されて痛みとして感じられるのです。

爪が皮膚に食い込むことで小さな傷ができると、そこから細菌が侵入して炎症を起こすことがあります。このような状態は「陥入爪(かんにゅうそう)」とも呼ばれ、巻き爪が悪化した一形態です。炎症が起きると、患部が赤く腫れたり、熱を持ったりし、強い痛みを感じます。膿が出ることもあり、放置しておくと感染が深部まで広がる危険性もあります。

また、炎症が続くと神経が過敏になり、軽く触れただけでも痛みを感じるようになります。これが慢性化すると、治療しても痛みがしばらく残ることもあります。

巻き爪の状態が長期間続くと、爪が皮膚に食い込んで慢性的に神経を圧迫し、痛覚が過敏になることがあります。これは「神経過敏症」とも呼ばれ、実際の刺激よりも強い痛みを感じるようになる現象です。この状態では、爪が皮膚に軽く触れているだけでも鋭い痛みを感じることがあり、神経そのものがダメージを受けていることもあります。

巻き爪の痛みを悪化させる外的要因としては、不適切な靴の着用があります。先が細くてきつい靴や、高すぎるヒールは、足の指に圧力をかけ、爪が皮膚に食い込むのを助長します。また、足先に負荷がかかるようなスポーツや立ち仕事も、巻き爪の悪化と痛みを引き起こす原因になります。

さらに、爪の切り方も重要です。爪の角を深く切りすぎると、次に爪が伸びてくるときに皮膚の中に入り込みやすくなり、結果として巻き爪を引き起こします。これを「間違った爪切り」による巻き爪と呼び、非常に多くの人がこの原因で痛みに悩まされています。

巻き爪は、足の形や歩き方にも影響されます。扁平足や外反母趾など、足のバランスが崩れるような状態では、歩行時に不自然な力が爪に加わり、巻き爪を引き起こすことがあります。また、体質や遺伝によっても巻き爪になりやすい人がいます。家族に巻き爪が多い場合は、自分もなりやすい傾向があると言えるでしょう。


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まとめ

巻き爪で痛みが出る原因は多岐にわたりますが、基本的には爪が皮膚に食い込むことで物理的刺激と炎症が発生し、神経を刺激することが中心的なメカニズムです。これに靴や爪の切り方などの外的要因が加わることで、症状が悪化しやすくなります。巻き爪の痛みを防ぐには、早期の対処と予防が重要です。【巻き爪じゅん千葉駅前】では正しい爪のケアや定期的なフットケアをご提案させていただき多くの方に喜んでいただいています。巻き爪による痛みを未然に防ぎ症状が重くなる前に是非ご相談下さい。

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