巻き爪は自分で治せますか?と千葉市の方から時々質問されます。

著者:千葉市中央区【巻き爪じゅん千葉駅前店】 木原淳一

巻き爪は自分で治せますか?と千葉市の方から時々質問されます。

目次

巻き爪を自分で治す方法は、軽度の症状であれば自分でも試みることができます。しかし、症状が進行している場合や痛みが強い場合には、専門の医師や巻き爪専門施設での対応が必要になる場合があるため、状況に応じて慎重に判断しましょう。以下では、自宅でできる巻き爪のケア方法を千葉市【巻き爪じゅん】が説明します。

### 1. 巻き爪の基本知識

巻き爪(陥入爪)は、爪の端が皮膚に食い込む状態を指し、痛みや炎症、感染を引き起こすことがあります。主に足の親指に発生することが多いですが、他の指にも発生する可能性があります。原因としては、不適切な爪の切り方、窮屈な靴の着用、遺伝、また爪への圧力やストレスが挙げられます。巻き爪が進行すると、爪の端が皮膚に刺さり炎症を引き起こし、感染する可能性があるため、早期のケアが重要です。

### 2. 自分でできる巻き爪の治し方

#### 2-1. 適切な爪の切り方

巻き爪を予防・改善するために最も重要なのは、正しい方法で爪を切ることです。爪は端を丸く切るのではなく、まっすぐに切ることが推奨されます。爪の端を短くしすぎると、皮膚に食い込みやすくなり、巻き爪の原因となります。以下のステップで爪を切りましょう。

爪を切る前に足湯に10~15分ほど浸けることで、爪が柔らかくなり、切りやすくなります。

爪切りを使って、爪の端を丸めずにまっすぐ切りましょう。端を少し残して切ると、皮膚に食い込むのを防げます。

爪の切り口が鋭利だと、靴下や靴に引っかかる可能性があるため、ヤスリで軽く整えて滑らかにします。

#### 2-2. 爪の保護と固定

巻き爪の進行を防ぐためには、爪が皮膚に食い込まないように保護することが大切です。自宅でできる方法として、以下の方法を試してみてください。

爪の端が皮膚に食い込んでいる場合、清潔なコットンやガーゼの小さなかたまりを作り、爪と皮膚の間に軽く挟み込みます。これにより、爪が皮膚に直接当たるのを防ぎ、痛みを軽減することができます。コットンは毎日交換し、清潔を保ちましょう。

爪が食い込むのを防ぐために、テーピングを使って爪や皮膚を固定する方法も有効です。爪が内側に巻き込まないよう、皮膚を外側に引っ張るようにテーピングを巻きます。これにより、爪と皮膚の間にスペースができ、痛みの軽減につながります。

#### 2-3. 巻き爪専用グッズの使用

市販されている巻き爪矯正グッズも、自分での治療に役立ちます。これらのグッズは爪を持ち上げて矯正することで、爪が皮膚に食い込むのを防ぎます。以下のような製品が利用できます。ただし自分で出来るものには程度があります。

爪に取り付ける薄いプレートを使用して、爪の形を矯正します。プレートは爪を持ち上げることで、爪が皮膚に食い込むのを防ぎます。プレートの装着は、特に症状が軽い場合に有効です。

巻き爪専用のテープを使用することで、爪を持ち上げ、皮膚から離すことができます。使用方法はテープを爪に貼り付け、引っ張りながら固定することで、爪の巻き込みを軽減します。

#### 2-4. 足のケアと靴の選び方

巻き爪は、足に合わない靴を履くことでも悪化することがあります。次の点に注意して、足をケアしましょう。

つま先が狭い靴やヒールの高い靴は、爪に圧力をかけて巻き爪を悪化させる可能性があるため、避けるべきです。足先にゆとりのある靴を選び、足の指が自由に動く状態を保つことが重要です。また、長時間同じ靴を履き続けるのではなく、適度に靴を変えることも大切です。

毎日足を洗い、清潔に保つことも重要です。特に、足の指の間や爪の周りをしっかり洗い、乾燥させることで感染を防ぎます。

### 3. 自分でのケアが難しい場合

軽度の巻き爪であれば、上記の方法で自分でのケアが可能ですが、以下のような症状が見られる場合は、速やかに専門医や巻き爪専門施設を受診することをお勧めします。

– 爪の周りに強い痛みや腫れ、赤みがある場合

– 爪の周囲から膿が出るなど、感染の兆候がある場合

– 巻き爪が進行し、爪が大きく皮膚に食い込んでいる場合

– 自分でのケアを継続しても、改善が見られない場合

巻き爪がひどくなると、外科的な処置が必要になることもあります。医師による処置としては、爪の一部を切除する「部分的爪甲除去術」や、爪を固定して成長を矯正する「爪矯正法」などが行われることがあります。

### 4. 巻き爪の予防

巻き爪を再発させないためには、日常的なケアが重要です。次の点に注意して、巻き爪を予防しましょう。

1. **正しい爪の切り方を習慣化する**:

常に爪をまっすぐ切り、短くしすぎないように注意しましょう。爪を定期的にチェックし、異常が見られたら早めに対処することが重要です。

2. **足に合った靴を履く**:

足先に十分なスペースがある靴を選び、爪に過度な圧力をかけないようにしましょう。

3. **定期的なフットケア**:

足湯や保湿クリームを使って、足全体の健康を保ち、爪の柔軟性を高めることも、巻き爪の予防に効果的です。

### まとめ

木原院長の写真
木原院長の写真

巻き爪は、初期の段階で適切なケアを行うことで、症状の悪化を防ぎ、自分で治すことが可能です。しかし、症状がひどい場合や感染が疑われる場合には、専門の医師に相談することが必要です。正しい爪の切り方や靴選び、定期的なフットケアを習慣にし、巻き爪の再発を防ぐようにしましょう。

巻き爪専門施設である千葉市【巻き爪じゅん】では巻き爪初回無料相談もおこなっていますのでお気軽にお声がけください!

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