手の爪にも巻き爪ってあるのですか?千葉市の方から質問です。

著者:千葉市中央区【巻き爪じゅん千葉駅前店】 木原淳一

先日、手の爪が痛いと千葉市の方にご来店いただき、手の爪にも巻き爪ってあるのですか?との質問をいただきました。

目次

手の爪が巻いてくる現象は、いくつかの要因が関係しています。この現象は「巻き爪」や「陥入爪(かんにゅうそう)」と呼ばれることが多く、足の爪に多く見られる問題として知られていますが、実は手の爪にも発生します。巻き爪になる理由は複雑であり、生活習慣や健康状態、外的要因などが影響しています。ここでは、手の爪が巻いてしまう原因、影響、対策について千葉市【巻き爪じゅん】が説明します。

### 1. 巻き爪の基本的なメカニズム

爪が巻いてしまうという現象は、爪の形が通常の平坦な形状から湾曲し、両端が内側に向かって巻き込んでいく状態を指します。この状態は爪床(そうしょう:爪の下の皮膚)に圧力をかけるため、痛みや炎症を引き起こすことがあります。巻き爪の原因には、爪自体の成長に影響を与える要因や、外的な圧力などが関与しています。

### 2. 手の爪が巻いてくる原因

#### 2.1 遺伝的要因

巻き爪の発症には遺伝が関与していることが確認されています。家族に巻き爪の歴史がある場合、同じ症状が発生する可能性が高くなります。遺伝的に爪の形が細長かったり、爪床が狭かったりすると、爪が正常に広がる余地がなく、内側に巻きやすくなります。

#### 2.2 不適切な爪の切り方

爪を切る際に、深爪や端の部分を切り過ぎると、爪の端が皮膚の中に埋まりやすくなり、それが成長過程で巻き爪の原因となることがあります。特に、爪の先端を丸く切りすぎることが原因となることが多いです。爪を切る際は、真っ直ぐに切り、角をわずかに残すことで、巻き込みを予防できます。

#### 2.3 乾燥

手の爪が乾燥してしまうと、爪が柔軟性を失い、硬くなることがあります。この硬くなった爪は、成長とともに形状を維持できず、内側に巻きやすくなります。また、爪の下の皮膚も乾燥すると、爪との摩擦が増え、これも巻き爪の原因となりえます。乾燥は、特に寒い季節や頻繁に手を洗う人にとって、爪の健康に大きな影響を与えることがあります。

#### 2.4 外的な圧力

手にかかる圧力が繰り返し爪に影響を与えると、爪が徐々に変形し、巻き込むように成長することがあります。特に手を酷使する仕事や趣味を持つ人では、爪が強い外力を受け続けることで巻き爪になりやすくなります。たとえば、タイピングや重い物を持つ作業、楽器の演奏などで、指先に頻繁に圧力がかかる場合、爪に負担がかかりやすいです。

#### 2.5 健康状態の影響

全身の健康状態も、手の爪が巻く原因になります。特に、循環不良や糖尿病などの病気は、爪の成長に悪影響を与えます。血流が悪いと爪に十分な栄養が行き渡らず、爪が脆くなり、変形しやすくなります。また、甲状腺の問題や栄養不良も爪の形状に影響を与え、巻き爪を引き起こすことがあります。

#### 2.6 加齢による影響

年齢を重ねると、爪は徐々に硬く、脆くなりやすくなります。これにより、爪が正常な形状を保つことが難しくなり、巻き込んで成長する傾向が強くなります。高齢者は特に注意が必要で、定期的なケアが巻き爪を予防する鍵となります。

### 3. 巻き爪の症状

巻き爪が進行すると、以下のような症状が現れます。

爪が皮膚に食い込むことで、指先に強い痛みを感じることがあります。特に圧力がかかると、激しい痛みを引き起こすことがあります。

巻き込んだ爪が皮膚に圧力をかけ続けると、炎症や腫れを引き起こし、最悪の場合は感染症に至ることがあります。

巻き爪が長期間続くと、爪の形状が変わり、変色や厚みの変化が見られることがあります。これは爪の成長が阻害されたり、血流が悪くなった結果として起こります。

### 4. 巻き爪の予防と対策

#### 4.1 適切な爪のケア

爪を切る際は、正しい方法を守ることが重要です。爪を真っ直ぐに切り、角を少し残すことで、爪が内側に巻き込むリスクを軽減できます。また、定期的に爪を切り、過度に伸びた状態を防ぐことも大切です。

#### 4.2 保湿

手や爪の乾燥を防ぐために、保湿クリームを使用して爪と周囲の皮膚をしっかりと保湿することが重要です。乾燥による爪の硬化を防ぐことで、巻き爪の予防が期待できます。特に、寒い季節や水仕事の後には保湿を心がけましょう。

#### 4.3 圧力を避ける

手に過剰な圧力がかからないようにすることも、巻き爪の予防に繋がります。手袋を使用して作業する、タイピングの姿勢を見直す、楽器を演奏する際には適切な休息を取るなど、指先に負担をかけすぎない工夫が必要です。

#### 4.4 医師や専門施設での診察

巻き爪がひどくなった場合や、痛みや炎症が続く場合には、病院・専門施設の診察を受けることが重要です。

千葉市の巻き爪専門施設である【巻き爪じゅん】では軽度の場合はもちろん、重度の場合でも手術することなく巻き爪の矯正で対応しております。

### 5. まとめ

木原院長の写真
木原院長の写真

手の爪が巻いてくる理由は多岐にわたります。遺伝や不適切な爪のケア、外的な圧力、健康状態など、さまざまな要因が組み合わさることで巻き爪が発生します。適切なケアを行うことで巻き爪のリスクを軽減できるため、日常的に爪の状態をチェックし、正しい方法での爪切りや保湿を心がけることが重要です。また、症状がひどくなる前に専門施設でのアドバイスを受けることで、巻き爪の進行を防ぐことができます。

千葉市【巻き爪じゅん】は手の巻き爪にもご対応しておりますので、お気軽にお声がけください!

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