巻き爪・ジェルネイル・グリーンネイルについて千葉市の方から質問

著者:千葉市中央区【巻き爪じゅん千葉駅前店】 木原淳一

先日、巻き爪の痛みでご来店の千葉市の方から巻き爪矯正しながらジェルネイルをして大丈夫ですか?との質問をいただきました。

千葉市【巻き爪じゅん】の巻き爪矯正器具は凹凸もなく仕上げますので上からジェルネイルをすることは可能です。

目次

**ジェルネイル・巻き爪矯正器具とグリーンネイルの関係性**

ジェルネイルは、その美しい仕上がりと長持ちする特性から、多くの人に支持されているネイルアートの一つです。また、巻き爪矯正は巻き爪の痛みから解放されるための方法として多くの方に喜ばれています。しかし、ジェルネイルには適切なケアが欠かせず、場合によっては「グリーンネイル」と呼ばれる爪のトラブルを引き起こすことがあります。このグリーンネイルは爪が緑色に変色する症状で、爪に感染した細菌が原因です。以下では、ジェルネイルとグリーンネイル・巻き爪矯正との関係、予防方法、対処方法について千葉市中央区【巻き爪じゅん】が解説します。

### 1. グリーンネイルとは?

**グリーンネイル**は、正式には「緑膿菌感染症」と呼ばれる症状です。緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)は自然界に広く存在する細菌で、湿気の多い環境を好みます。この細菌が爪とジェルネイル・巻き爪矯正器具の間に入り込むと、爪が緑色に変色します。グリーンネイルの症状は主に次のようなものです。

– 爪が緑色または青緑色に変色する

– 爪の周囲に炎症や腫れが見られることがある

– 痛みは通常ないが、感染が進行すると痛みが生じる場合がある

– 爪がもろくなり、はがれやすくなることがある

グリーンネイル自体は命に関わるものではありませんが、感染が進むと爪の損傷がひどくなり、痛みや見た目の悪化を引き起こす可能性があります。

ジェルネイルの場合ジェルに色を入れている事がほとんどの為ジェルネイルを外さないと緑膿菌の感染を確認することは難しいです。

千葉市の【巻き爪じゅん】の巻き爪矯正器具は透明ですので万が一、緑膿菌に感染した場合でも初期段階で感染を確認することができます。そのための注意喚起も患者さんにお伝えしております。

### 2. ジェルネイル・巻き爪矯正器具との関係

ジェルネイルがグリーンネイルと関連する理由は、主にジェルネイルの施術とその後の管理にあります。ジェルネイルは、爪に光硬化樹脂を塗布し、UVライトで硬化させて長持ちする美しい仕上がりを実現します。しかし、この過程でいくつかの問題が発生しやすく、それがグリーンネイルの原因になることがあります。

#### 2.1 ジェルネイルの密閉効果

ジェルネイルは爪を完全にコーティングし、空気の流通を遮断します。これは爪が常に湿った環境に置かれることを意味し、緑膿菌が繁殖しやすい条件を作り出します。特に、ジェルネイルが長期間つけっぱなしになっていると、爪とジェルの間に湿気がたまり、細菌の温床となることがあります。ですのでジェルネイルを長期間つけっぱなしにすることはオススメできません。

巻き爪矯正器具でも同じことが言えるので、千葉市【巻き爪じゅん】では1ヶ月で巻き爪矯正器具を外すようにしています。

#### 2.2 施術時のトラブル

ジェルネイルの施術時に、爪の表面を削る作業がありますが、この作業で爪に傷がついたり、爪の表面が過度に薄くなることがあります。爪が薄くなると、爪の保護機能が弱まり、細菌が侵入しやすくなります。また、施術時に使用する器具が不衛生である場合、緑膿菌が直接感染するリスクも高まります。

#### 2.3 爪とジェルの間に隙間ができる

ジェルネイルが適切に密着していない場合、爪とジェルの間に隙間ができることがあります。この隙間に水や湿気が入り込み、細菌が繁殖しやすい環境を作り出します。さらに、隙間があるとネイルの下で空気がこもり、湿った状態が長時間続くため、緑膿菌が発生するリスクが高まります。

#### 2.4 ジェルネイルの長期間放置

ジェルネイルは長持ちする一方で、定期的なメンテナンスが必要です。しかし、多くの人がジェルネイルを長期間放置し、爪が伸びたり、ネイルが欠けたりしてもそのままにしてしまうことがあります。このような場合、爪とジェルネイルの間に隙間ができ、そこに細菌が入り込む可能性が高くなります。さらに、爪が長期間カバーされていることで、爪の自然な乾燥や換気が阻害され、湿気が溜まりやすくなります。

### 3. グリーンネイルの予防方法

ジェルネイルによるグリーンネイルを予防するためには、いくつかの注意点があります。これらの対策を講じることで、緑膿菌感染のリスクを減らすことが可能です。

巻き爪矯正器具においても同じですので、千葉市【巻き爪じゅん】でも以下の4点を意識しています。

#### 3.1 施術前の衛生管理

ジェルネイルの施術を受ける前に、サロンの衛生状態を確認することが重要です。施術に使用する器具が清潔であるか、ネイリストが適切な衛生管理を行っているかどうかを確認しましょう。また、自宅でジェルネイルを施す場合も、必ず清潔な環境で行い、器具を適切に消毒することが求められます。

#### 3.2 爪の健康を維持する

ジェルネイルを施す前に、爪の健康状態を確認することも大切です。爪が傷んでいたり、割れていたりする場合は、ジェルネイルを施すことでさらにダメージが加わる可能性があります。また、爪を過度に削らないようにし、適切な厚みを保つことも重要です。

#### 3.3 メンテナンスを怠らない

ジェルネイルは長期間つけっぱなしにしないことが肝心です。通常、3~4週間ごとにジェルネイルをオフし、爪を休ませる期間を設けることが推奨されています。また、ジェルネイルが剥がれたり、欠けたりした場合は、すぐに補修するか、オフしてもらうようにしましょう。隙間ができると細菌が繁殖しやすくなるため、定期的なチェックとメンテナンスが必要です。

#### 3.4 爪とジェルの間に水分が溜まらないようにする

ジェルネイルをしている間、爪が常に乾燥した状態を保つように心がけることが大切です。手を洗った後や水仕事をした後は、爪の周りをしっかりと乾かすことを忘れないでください。特に、ネイルと爪の間に隙間ができている場合は、水分が入り込まないように注意が必要です。

### 4. グリーンネイルの対処法

万が一、グリーンネイルが発生した場合、適切な対処を行うことが大切です。症状が軽度であれば、自宅でのケアでも改善することが可能ですが、重度の感染が見られる場合は医師の診断を受けることが推奨されます。

#### 4.1 ジェルネイルの除去

まず、グリーンネイルが発生したら、すぐにジェルネイルを除去する必要があります。細菌が繁殖し続けるのを防ぐために、ネイルを完全にオフし、爪を清潔に保ちます。ジェルネイルの除去は、自宅で行わず、専門のネイリストに依頼する方が安全です。千葉市【巻き爪じゅん】でもジェルネイルのオフを承ります。

#### 4.2 消毒と乾燥

ジェルネイルを除去した後は、爪を消毒し、しっかりと乾燥させます。消毒にはアルコールや抗菌性のある消毒薬を使用します。消毒後は爪が完全に乾くまで放置し、湿気を残さないように注意します。

#### 4.3 専門医への相談

もし、爪の変色や炎症が続く場合は、皮膚科や専門医に相談しましょう。緑膿菌の感染が進行している場合、抗生物質などの治療が必要になることがあります。放置すると爪がさらに損傷し、完全に再生するまでに時間がかかる可能性があるため、早期の治療が重要です。

### まとめ

木原院長の写真
木原院長の写真

ジェルネイルは美しい仕上がりを巻き爪矯正は痛みからの解放を提供しますが、適切なケアを怠るとグリーンネイルのような問題を引き起こすリスクがあります。グリーンネイルは緑膿菌による感染が原因で、爪の変色や炎症を引き起こすことが特徴です。ジェルネイル・巻き爪矯正器具が引き金になるのは、爪とジェルネイル・巻き爪矯正器具との間に水分がたまりやすく、細菌が繁殖しやすい環境を作り出してしまうためです。

グリーンネイルを予防するためには、ジェルネイル・巻き爪矯正施術前の衛生管理や、爪の健康状態を保つこと、適切なメンテナンスを行うことが重要です。特に、ジェルネイル・巻き爪矯正器具を長期間放置せず、3〜4週間ごとにメンテナンスを行うことが効果的です。また、施術中や施術後に爪に隙間ができないように気をつけ、水分がたまらないように乾燥を心がけることも大切です。

もしグリーンネイルが発生した場合は、早急にジェルネイル・巻き爪矯正器具を除去し、爪を消毒・乾燥させることが求められます。症状が重い場合には、医師に相談し、適切な治療を受けることが大切です。

ジェルネイルを楽しむ際には、適切なケアとメンテナンスが鍵となります。爪の健康を守りながら美しいネイルを楽しんでください!

千葉市【巻き爪じゅん】ではこれからもグリーンネイル・緑膿菌感染が発生しないよう細心の注意を払って巻き爪矯正をおこなっていきます!

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